転んでも泣かない心が必要になります
2013/11/12 追記
追記時点では、Windows8.1へアップデートする事が出来ない。
転んでも泣かない心が必要になります。
http://blog.chira-ura.info/2013/05/05/1065
こちらの記事でも色々チャレンジしていますが、先の事を考えると素直にシステムドライブに置いた方が幸せになります。
WindowsPE使ってレジストリを弄りなおしてアップデート適用して……と、やったところで無駄に作業が増えるので取りやめ。
その他部分でも書いてあるように、「マイドキュメント」等の特殊なフォルダは後から変更できるので、上手い事やるのが良いと思います。
この構成、復旧するときに便利だったのだけど、残念。
Windows7で何かと人気だった構成をWindows8で構成するには のメモ
「システムをSSD、マイドキュメントなどのユーザーフォルダ(特殊フォルダ C:\Users\ )をHDD( D:\Users\ )に変更する」というテクニックを使ってSSDの容量と寿命を確保しつつ快適なPCライフを!
という事をWindows8でも行いたい。
だけど、後から移動したりすると変になったりめんどくさいよ!という事例があるようなので、
「じゃあ最初から分けておいて、デフォルトでインストールされるアプリの設定は、そこに記録させれば良いじゃない。」
という方法をメモする。
変になる?という根拠はこのスレッド。
Windows 8 RTM / C\Users\ユーザー名\AppData\Local を場所移動するとWindows 8 アプリが起動不可になる
※RTMなので修正されている可能性はある。
必要なもの
というわけで、まずはWindows7ではどんな方法を使ってインストールしたかを説明。
Windows 自動インストール キット(WAIK)を使って弄るのが正規だが、三桁台のPCを同じ構成にするわけでもないので、テンプレートをお借りする。
Windows7の場合はこちら。Windows7のユーザーフォルダを別の場所にセットアップする(unattend.xml) maggothand.blog/ウェブリブログ
windows7ではこのようになる。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?> <unattend xmlns="urn:schemas-microsoft-com:unattend"> <settings pass="oobeSystem"> <component name="Microsoft-Windows-Shell-Setup" processorArchitecture="amd64" publicKeyToken="31bf3856ad364e35" language="neutral" versionScope="nonSxS" xmlns:wcm="http://schemas.microsoft.com/WMIConfig/2002/State" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"> <FolderLocations> <ProfilesDirectory>D:\Users</ProfilesDirectory> </FolderLocations> </component> </settings> <cpi:offlineImage cpi:source="wim:x:/sources/install.wim#Windows 7 ULTIMATE" xmlns:cpi="urn:schemas-microsoft-com:cpi" />
上記はWindows 7 ULTIMATE(x64)をインストールするunattend.xml。この、
D:\Users
D:\という部分を書き換えてやれば良い。
Windows8仕様のunattend.xmlを作成する
Windows8のテンプレートとして、こちらを参照した。Win 8 AutoUnattend.xml OOBE - Unattended Windows 8/Server 2012 - MSFN
<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?> <unattend xmlns="urn:schemas-microsoft-com:unattend"> <settings pass="windowsPE"> <component name="Microsoft-Windows-Setup" processorArchitecture="amd64" publicKeyToken="31bf3856ad364e35" language="neutral" versionScope="NonSxS" xmlns:wcm="http://schemas.microsoft.com/WMIConfig/2002/State" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"> <UserData> <AcceptEula>true</AcceptEula> <ProductKey> <Key>プロダクトキー</Key> <WillShowUI>OnError</WillShowUI> </ProductKey> <Organization>Home</Organization> <FullName>Computer</FullName> </UserData> </component> </settings> <settings pass="oobeSystem"> <component name="Microsoft-Windows-Shell-Setup" processorArchitecture="amd64" publicKeyToken="31bf3856ad364e35" language="neutral" versionScope="nonSxS" xmlns:wcm="http://schemas.microsoft.com/WMIConfig/2002/State" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"> <FolderLocations> <ProfilesDirectory>D:\Users</ProfilesDirectory> </FolderLocations> </component> </settings> <cpi:offlineImage cpi:source="wim:f:/build8/win8x64/sources/install.wim#Windows 8 Pro" xmlns:cpi="urn:schemas-microsoft-com:cpi" /> </unattend>
上記はWindows 8 Pro(x64)をインストールするunattend.xml。
Windows8ではプロダクトキーを入れておく必要があるため、2部構成になる。
プロダクトキー
プロダクトキーを入れる。
D:\Users
Windows7の場合と同様に、D:\を変更すれば良い。
unattend.xmlというファイル名でUSBメモリに保存する。
実際にインストールする
ディスクからセットアップを起動する。
起動したら、USBメモリを差し込む。
次に「今すぐインストール」の下にある「コンピュータの修復」をクリック。
そのままトラブルシューティングを選択。
「詳細オプション」と続き、コマンド プロンプトを開く。
コマンドプロンプトが開くので、とりあえずnotepadを起動する。
ファイルを開く動作でSSD、HDDとUSBメモリのドライブレターを確認する。
接続されたHDDが複数あり、対象のドライブとドライブレターが違う場合は、BIOSで他のHDDを無効にするかdiskpartで変更する等をする。
USBメモリのドライブレターを確認したら、unattend.xmlをコピーし、コマンドプロンプトに戻り、
unattend.xmlを読み込ませたセットアップを起動する。
setup.exe /unattend:D:\unattend.xml
画像ではGドライブなので、G:\とした。
打ち込みが面倒であれば、予め入力したテキストをUSBメモリに入れておくと良い。
インストールするエディションを選択(Proが選択済み)し、インストールするドライブを選択する。
暫く待つ。
数回の再起動を行い、セットアップが完了すると、
SSDにシステム、HDDにユーザーフォルダが作成されたWindows8が起動する。